東京銀行 トーテムポールソフビ貯金箱です。この造形はかなり独創的で、他行では見かけません。単色のシンプルな色使いも、中々良い感じです。
トーテムポールは、北アメリカ大陸の太平洋に面した北西沿岸部に住む先住民の多くが、彼らの家の中、家の前、あるいは墓地などに立ててきた、柱状の木の彫刻で、人々の出自、家系に関わる紋章や、彼らが伝えてきて、伝説、物語の登場者などを彫刻したものです。トーテムポールの起源は明確ではありませんが、18世紀後半になり、白人が北アメリカ北西沿岸部をひんぱんに航海するようになったときには、すでにその存在が確認され、記録、報告されています。東京銀行は、
横浜正金銀行の後継銀行で、
東京三菱銀行の前身行です。設立は1946年で実質的前身は、戦前における
特殊銀行・横浜正金銀行です。普通銀行として新規に発足しましたが、事実上は閉鎖機関に指定された横浜正金銀行の資産を引き継いでの開業でした。1954年に公布の外国為替銀行法に基づき、日本で唯一の
外国為替銀行となりましたが、便宜上
都市銀行として扱われ、
BANCSにも参加していました。1996年に合併し東京三菱銀行となりました。2006年1月に東京三菱銀行が
UFJ銀行を救済合併(吸収合併)した際は、新銀行名を三菱東京UFJ銀行としました。
裏側の刻印です。